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サイトウマコトの世界 vol.1

​[アイホール協力公演]

黄昏れる砂の城

2009年11月7日(土) 8日(日) 3回公演

​伊丹市演劇ホール AI・HALL

Momo Diri Marble

「七つの墓」新作

[出演]

北原真紀・田村晶子・樋口未芳子・増田リズム・丸井知世・三倉加奈・村上麻理絵

〜Momo Diri Marble によせて〜

迫力がありながら、おどろおどろしすぎないのは、真っ白のウェディング・ドレスや白無垢、少年将校の白タキシードといった衣裳の視覚的な効果のせいが大きいだろうか。花嫁への憧れ、恋の成就への憧れをほんのりと薫らせつつ、怖いほど生々しいものを描いた、とても興味深い作品だった。(1月公演「木蓮沼」での所見)

菘あつこ 舞踊ジャーナリスト(チャコットwebマガジン「Dance Cube」掲載)

「黄昏れる砂の城」再演

  ー泉鏡花『春昼後刻』によるー

[出演]

岡田兼宜・関典子・難波瑞枝・ヤザキタケシ

〜「黄昏れる砂の城」によせて〜

サイトウ作品について、「濃密な世界」などと言って済ませてきたが、それはつまりぼくたちが生き死にするこの世界が、通常意識されるより、ずっともっと濃密であることを照らし出していたわけだった。泉鏡花の文体に増幅・触発され、何よりも空気の密度を濃くするような速度と鋭さをもったダンサーを得て、いよいよ本作をもってサイトウマコトの世界が開花した感がある。

上念省三 演劇・ダンス評論家

[構成・演出・振付]

サイトウマコト

舞台監督|難波まはる

照  明|三浦あさ子

音  響|黒田治

宣伝美術|清水俊洋

主  催|ダンスの時間プロジェクト

共  催|斉藤DANCE工房、タピロ企画

協  力|アローダンスコミュニケーション

​後  援|神戸新聞社

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